[補足資料]
SciVal Spotlight(サイバル・スポットライト)に関する補足資料
【SciVal Spotlight(サイバル・スポットライト)について】
SciVal Spotlight(http://www.spotlight.scival.com)は、エルゼビア社が2009年6月より提供を開始する新製品で、戦略的な研究活動計画の策定を支援するウェブベースのソリューションとして開発された。
開発の経緯とねらい:
今日では、科学・技術・医学分野の研究活動がますます学際的になり、共同研究がグローバルに展開されている。そのため、研究機関が自らの研究活動の全体像および世界の研究機関と比べた場合の優位性を俯瞰することが難しくなってきている。SciVal Spotlightは、既存の科学の分類にこだわらずに、機関単位で視覚的に研究活動を評価し、今後の研究方針の策定を支援するためのソリューションである。
特徴:
オンラインのインターフェースを通じ、機関単位において、研究活動の「評価」、戦略の「策定」、そして、「実行」への具体的な打ち手の策定が可能となる。つまり、SciVal Spotlightの主な特徴は以下のとおりである。
技術面の補足および利用フローの一例:
従来は論文投稿先のジャーナルのおおまかな分野により論文が分類されてきたが、そのような分類では学際的な分野や萌芽的な分野の論文は見落とされてしまう。そのため、SciVal Spotlightでは、まず個々の論文の共引用分析(二つの論文が同時に引用される頻度により論文の類似性を分析する手法)を行い、一定の論文のかたまり(クラスター)を作成。クラスターの分類を基に生成されたサークル・マップ内に、機関固有のトップ領域を算出して配置。各トップ領域は基の論文データまでたどることが可能(別途Scopusが必要)。また、マトリックス画面上では各トップ領域の相対的な成長性とシェアをマップし、機関の研究資源(研究者や研究費)の投入先候補を示唆。トップ領域内の詳細情報を展開することにより、共同研究機関や採用を強化すべき研究者の選出など、実データに基づいた戦略の立案が可能。
提供形態:
ウェブベースでの提供により、専用ソフトウェアのインストール等が不要で、同時ユーザー数は無制限、24時間利用が可能。製品情報英語版はこちらから(http://info.spotlight.scival.com)。
データソースのScopus(スコーパス)について:
Scopus(http://www.scopus.com)は、エルゼビア社が2004年11月に発表した、世界最大規模の書誌・引用文献データベース。世界5,000社の18,000タイトルの学術ジャーナルから収集した3,800万件のレコードを搭載(2009年6月10日現在)。収録範囲の広さから、THE-QS World University Rankings(THE-QS世界大学ランキング)やOECD(経済協力開発機構)、科学技術政策研究所(NISTEP)等の研究活動分析のデータソースとしても採用されている。
詳細は:http://info.scopus.com または日本語サイトhttp://japan.elsevier.com/products/scopus/
※以下、SciVal Spotlightの代表的な画面を掲載
【SciVal Spotlightの主な画面】
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画面1: サークル・マップ画面 13の分野別に配色されたサークル内に、トップ領域(Distinctive Competencies)が大小の円となって出現する。円が出現していること自体、この領域において、当該機関が、世界の機関と比べて優位性を持つことを意味する。なお、円が大きいほど論文数が多く、サークル・マップの中心にあるほど学際的な研究を表す。 |
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画面2: マトリックス表示画面 トップ領域の相関マップで、横軸が論文数のシェア、縦軸が研究の成長度合いを表す。右上の象限が成長性が高く、かつシェアも高い理想的な位置。 |
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画面3: 詳細画面 トップ領域をクリックするとその領域の上位の研究者、研究機関、領域の成長度合い等が表示される。SciVal SpotlightはScopusと連動しているため、Scopusを契約している場合、論文レベルまでの詳細の把握が可能。 |